氷の世界

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♪  降りはじめた雪は 足跡を消して

   真っ白な世界に ひとりのわたし

   風が心にささやくの

   このままじゃ ダメなんだと~  ♬  

 

暦上では、もう春を迎えましたが、

先日「氷の世界」にいってきました。

群馬県・南牧村。

ここは「滝の里」と言われるほどたくさんの滝があるのですが、

1月~2月には寒さで滝が凍る、氷瀑を見ることができます。

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雪の深さが心配でしたが、それほど積雪はありませんでした。201722173857.JPG

アイゼンを履いているので凍った道も安心。

登山口から滝まで沢沿いの道を1時間ほどかけて歩きます。

道すがら、すでに沢の水があちこち凍っていたり、

大きなつららを見つけて、期待が高まっていきます。

滝が凍るって、どんなだろう♪

 

そして「三段の滝」に到着。

 

すごいですっ!!

 

これが

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こうなるんです。

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これは三段あるうちの二段目の部分なのですが

人と比べての大きさ、わかるでしょうか?

(右側の写真に人が写っています)

 

普段だったら入れないはずの

滝つぼの上に立っているんだと思うと、

ちょっぴり身体がざわっとします。

空気が冷たく透きとおり、時間まで凍った

神聖な場所にいるような感覚になってきます。

時おり氷がはじける音と、

氷の下を水が流れてゆく音だけが響きます。

 

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こういう凛とした空気の中に身を置くと、

なんだか身も心も浄化してもらえているような気になりますが、

私の煩悩を洗い流すには、最低でも3年冬ごもりは必要だなぁ・・

なんてことを考えつつ下界へ舞い戻りました。

その途中には、こんな春の訪れを知らせる爪痕が。

そろそろ冬眠から目覚めたのでしょうか?

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今度は凍っていない時も観てみたいなぁ。

 

まるやま りえこ