みかこ先生ブログ🌱
街をウインドショッピングしていたら…
以前患者さんだった
ノンタ君のお母さんに
偶然声を掛けていただきました。
以前から
笑顔の素敵なお母さんでしたが
今日も変わらず
素敵な笑顔でお元気そうで、
とっても嬉しかったです。
ノンタ君は
穏やかな性格の子で
心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)
と目の病気(緑内障)
を患っており
両眼が見えなくなりました。
しかし、
明るいお母さんの看病のお陰で
のんびりと毎日を過ごし
あまり辛くなかったようでした。
ペットさんが旅立ってしまうと、
飼主様も『ペットロス』というのを
ご経験されるでしょう。
しばらくは、
言葉にできないような
辛くて…悲しくて…寂しくて…
心にポッカリ
と穴が空いたように
なるでしょう。
私たち動物病院のスタッフは、
どうだと思いますか？
実は我々もペットロスのような、
『患者様ロス』になります。
我々にとって、
頻繁にご来院されていた
ご家族とある日を境に
突然ご縁が無くなって
しまうからです。
○○ちゃんのお母さん、
お仕事忙しそうだったけど、
体調は大丈夫かなぁとか、
毎日毎日
介護やお世話していた
ペットさんが旅立ってしまって、
悲しみが少し癒えただろうか。
どのように過ごされているだろう？
とか。
色々と心配になってしまうのです。
そんなのプロじゃない！
と言われるかもしれません。
でもその前に人間ですから…。
ご家族も我々も
ペットさんの体調や気分が
良くなる事だけを祈って、
全力で同じ方向を向いて来た
のですから
当たり前の感情です。
しばらくして
お仕事も忙しくなったり、
緊張するような場面になると
少しずつロスから
立ち直っていきます。
皆様にも
いつかは訪れるお別れ。
悲しいけれど、
頑張って生き抜いた
ペットさん達を敬い、
虹の橋🌈を渡って行くのを
応援してあげましょう。
そして…………
いつか偶然お会いしたら
遠慮なくお声掛け下さいね。
🌱獣医師 中獣医鍼灸師 鷺坂三香子
https://www.amical-animal.com/
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